ニュルンベルグ トイフェア2009 速報
2月5日〜10日

報告:有馬


成田からスイス チューリッヒ空港を経由して、ドイツ ニュルンベルグまで約15時間。移動中、眼下に広がるのは一面の雪景色。


ようやく辿り着いたニュルンベルグ空港では、レゴの大型モデルが我々を出迎えます。

一夜明け、いざ会場へ。
メッセ行きの電車は、そこだけ異様な混み具合。
朝早くから出展者、来場者が詰めかけています。



今年は記念すべき第60回。
60カ国から約2700社が出展し、120カ国から8万人以上の来場が見込まれる大規模な展示会です。


プラントイのブースでは、ディスプレイ用のぞうさんが目を引きます。
2009新製品の乗用玩具の大型版で、大柄な大人も乗ることができます。製品と同じギミックで、左右にゆらすと前進します。

(こちらはあくまで展示会用の特別品です。こども用の製品版が発売予定。)




同じく新製品のグリーンハウス。
発電やリサイクルなど、エコのコンセプトが取り入れられていますが、ドールハウスとしても自然な仕上がりです。


「(地上で最も大きい動物である)、象が、生きていけるような環境をつくるために、木製玩具ができることを考えていく」のが、プラントイが掲げたテーマです。



お客様からも問い合わせの多い、お店屋さんごっこのできるシェルフ。隣にならんだショッピングカートと比べて、大体のサイズがおわかりでしょうか?

高さ113cm、上部のひさしはコットンで、マジックテープで留めてあるので取り外し、クリーニングが可能です。




人気の出そうなミニ車両シリーズ。
しまうまくんやいもむしくんとほぼ同サイズで、小さな子どもがつかむのにちょうど良い大きさです。
消防車とショベルカーは、車体の回転部を動かすとカチカチと音がなります。




オシャレなイメージで統一されたブリオのブース。
招待客でなければ中に入れません。

2009新製品は、レール関係が充実します!

車輌はディテールにこだわった造形の新製品が、秋頃入荷予定。過去に限定販売され、好評完売したフライングスコッツマンも復刻します。

パッケージも入門者向け、追加購入用などがわかるような色分けラベルが付く予定とのこと。



セット商品も新製品が出ます。
プラケース製品は今のところ予定がないようですが、左の写真のビニールマットは少し硬めの素材で、収納できるボックスになる優れもの。





弊社が輸入総代理店となっているアイガミも、販売元のカナダの会社にて大きく展示されています。




そして、ゾムツールのブース。

特別なカラーストラット、カラーノードを用いた作品が展示されています。



 ゾムツール社のポール氏が手に持っているのは、新ストラットで作った「ハイパードゥ」のキット。
 昨年サイエンスアゴラにて弊社が展示した従来品(下)と比較すると、だいぶコンパクトになります。

 Newグリーンストラットも春に入荷予定です。





 会場では、幅広いジャンル別に、全てのホールが活気に満ちていました。
また、木製玩具は全体的にデザインや作りの品質が高く、業界としては競争が激しいことの裏返しですが、消費者にとっては喜ばしい状況に感じられました。
 弊社も新規取扱の商品、科学玩具を検討中ですので、お楽しみに。