おかざき世界子ども美術博物館 　米ゾムツール社：ポールヒルデブラント氏による　ゾムツール　ワークショップ 2005年11月6日（日）
12:30 〜 13:30　『ゾムツールの不思議・光と影で新たな形を見てみよう！』
米国から来日したポール氏が紹介され、イベントが始まりました。ゾムツールの形は、「２と３と５」から成り立つ事を説明して、その形から投影された影を子どもからその親までもが、解説に聞き入っていました。シャボン液に構成物を浸して取りだすと、立体の面に石鹸液の膜ができ、さらに立体の中点が膜によって確認できます。投影してその影を観察し、最初から最後まで、系統付けられているとても感動的なものでした。最後に、子ども達に今回持参したシリアス・ファンキットを解放して自由に組み立ててもらい、同様に液に浸して投影してもらいました。みんな、自分の作品に大満足!!
14:30 〜 15:30　『ゾムツールで多胞体を作ろう！』
午後２時半、先に申込み受けていた子ども２５名とその親がフロアーの一角で、１２０胞体の制作に挑みました。「時間が短いから、皆で力をあわせよう！」というポールの呼びかけに、子供達は、「おーっ！」と頼もしい返事。ポールが正１２面体がつぶれて変化する様子を説明した後、３つの制作分担を決めて、親子全員でで作りました。それぞれ分担して作られたパーツが、ポールの卓越した構成能力により、一つにまとめ上げられていく様子を見て、またまた驚き。３５分で大作の１２０胞体が完成、その投影された影を見て、更に歓声が起き。皆さん、大満足のようでした。この１２０胞体は早速ポールの手で正面玄関に飾られました。次回ご来場の際には、是非玄関の作品にも、ご注目ください。展示は、11月27日までです。