ヨハネス・ケプラーは何にこだわったの?
ヨハネス・ケプラーは16世紀ドイツの天文学者。
数学者でもあり、自然哲学者でもあり、占星術師でもありました。
彼は数学と占星術に長けていたがために、
当時6つしか発見されていなかった太陽系の惑星の数と
プラトンの5つの正多面体の間には関係があるに違いないと
こだわって、多面体を配した「太陽系モデル」を作りました。
後にこれは彼自身によって否定されることになるのですが、
現在、多くの天体物理学者は
この宇宙は実は十二面体で形づくられると予測しています。
ストラットの長さについて
ゾムツールのストラットは「B0」を基本として
自然界に潜む黄金比に基づいて「B1」「B2」が作られています。
(B0:B1=B1:B2=1:1.6180・・・)
そして
「B0」で作られた「立方体(正六面体)」の中心と、立方体の点の長さが「Y0」
「B0」で作られた「正二十面体」の中心と、正二十面体の点の長さが「R0」
「B0」で作られた「正方形」の対角線の長さが「G0」
になるように作られています。
完成モデル
内側から外側に向かって
正二十面体(青)
正八面体(青緑)
正四面体(緑)
正六面体(黄)
正十二面体(赤)
と変化するように色分けされています。
効率よく収めるために
「HGストラット(半緑ストラット、緑ストラットの半分の長さ)」
が入っています。