zom1011 『プラトンの五立体』の新バージョンが届きました。
現在EVAフォーム製面のパーツが今後は半透明なプラ板に改良される予定です。
導入時期は、来春を予定しています。
プロトタイプがアメリカから届きましたので、作ってみました。
感想としては、
・EVAフォームよりストラットに通しやすい。(付け外しが簡単)
・立体の”線”の部分がEVAよりはっきりする。(きれいな立体になる)
・表面が微妙に沿っているので直感的に表裏が分かりやすい。
以上が改良されたと感じました。また、以下の点は、若干問題点として感じます。
・面の多い立体になると、プラ板パーツのツメの部分が入れにくい。
・立体の中でノードからストラットが外れた時に直しにくい
以下に現行版との比較画像(左:現行、右:新)を記載します。
こちらはパーツの数も少ないので、特にストレスを感じることなく組む事が出来ました。
EVA版より頂点が立っている為、きれいな立体に作れます。
<正八面体と正六面体の双対>
こちらもパーツの数は少ないので、簡単に組む事が出来ます。
ただ、青ストラットの形が長方形なので、プラ板の向きを間違えて組み合わせると、ストラットの向きが穴の向きと違ってくるので通らなくなります。
パーツを組み合わせる時は、ストラットを通す穴の向きに注意するとよいです。
(向きを間違えて組んでもすぐに直せます)
<正六面体と正八面体の双対>
だんだんプラ板パーツが増えてきますが
グリーンストラットを使っていないので、初めて組む方はこちらから挑戦すると良いと思います。
また、プラパーツのサイズが正二十面体と同じですが穴の形が○(丸)なので、それで見分けて下さい。
<正二十面体と正十二面体の双対>
EVAフォームの現行品と比べて、内側の正十二面体に切れが見られます。
内部にある正十二面体の頂点をアップで撮影した物です。
面の境目や頂点がしっかりEVAフォームの物よりきれいに作れている事が伝わると思います。
<正二十面体>
最も多くのパーツを用いる立体ですが、こちらも正十二面体と同じく、とてもきれいに作れます。
頂点をアップで撮影した物です。
面の数が一番多い立体なだけに、頂点がきれいに出来ていると、とても自然に見えます。
形が出来あがってくると、プラ板パーツのツメを入れる工程がやや難しくなりますが
一度折り込んで、曲がり癖を作っておくと作りやすいです。
いずれにしても、双対になっているプラトンの五立体を簡単に作れるなんて、優れ物ですね。
是非トライしてみてください。飾ってみると、立体の中に宇宙の神秘を感じますよ!