太陽の光の暖かさが感じられる良い季節になりましたね。
冬では太陽の光が当たっていても春ほど暖かくなく
夏になると太陽の光はギラギラとして目を開けられないほどになります。
一体、何が違うのでしょうか?
傾いて回る地球
地球は地軸を太陽の周りを回る楕円面に対して
垂直から少し(およそ23.43度)傾いた状態で回っています。
そのため、北半球や南半球では季節によって太陽からの光が
地面に当たる時の角度が変わってきます。
日本列島のほぼ中心といわれる兵庫県西脇市、
北緯35度、東経135度(下の図では黄色い三角の所くらい)で考えると
太陽の光の角度は地面に対しては一年で
32度(冬)~78度(夏)も違いがあることになります。
角度が違うと何が違う?
太陽の光が地面に当たる角度が違うと何が違うのでしょうか?
光について、光の線が束になっているものと考えてみましょう。
地面に対しての角度が浅い時と垂直に近い時を比べてみると
同じ広さの所に当たる光の線の本数は
垂直に近ければ近いほど本数が多くなることが分かります。
この光の線の本数が多ければ多いほど
光のエネルギーが強いので
線が多ければ多いほど熱も多くなり、夏は暑くなり、冬は寒くなるというわけです。
ソーラーロボット、ソーラークッカー、クリーンウォーターサイエンスキットの秘密
4Mの新製品「ソーラーロボット」「ソーラークッカー」「クリーンウォーターサイエンスキット」は
太陽のエネルギーを利用した実験キットです。クリーンウォーターサイエンスキットでは、
水をろ過した後で、太陽光の熱で殺菌処理をするしくみになっています。
太陽のエネルギーを有効活用する方法を実験の中で学ぶことが出来ます。
冬場では中々太陽のエネルギーが不足して
十分な実験結果が得られないこともありますが
私たちの街、静岡でも天気が良い日のお昼頃には
「ソーラーロボット」がゆっくりと動くことが確認できました!
夏に近づけば近づくほど太陽光の実験がやりやすくなります。
皆さんも是非実験してみてください!