太陽と月と地球のダンス
地球は太陽の周りを、月は地球の周りをくるくると回っています。
そのダンスの途中、太陽と月と地球が一直線に並ぶ時があります。
その時に「金環日食」や「皆既月食」が観測されるのです。
(図のそれぞれの大きさは本当の比率、距離は正確なものではありません。)
金環日食の時は太陽と地球の間に月が入り込んで、地球に影を作ります。
*矢印の向きで観測しています。
皆既月食の時は太陽と月の間に地球が入りこんで、月に太陽の光が当たらなくなってしまいます。
*矢印の向きで観測しています。
この時、月が赤く見えるのは地球の一番外側で起こっている「朝焼け」「夕焼け」の赤い光が
月に当たっているからなんです。
以上で「金環日食」「皆既月食」の解説は終わるわけですが
観測眼鏡をもう机の引き出しにしまおうとした方にお知らせです!
2012年6月6日、「金星の太陽面通過」が全国で観測出来ます!
日本で観測できるのは2004年以来の出来事で
次は何と2117年12月11日まで観測出来ません!
午前7時10分くらいから午後13時50分くらいまでが観測タイムです。
午前7時半ちょっと前くらいに太陽の一部にポッコリと金星の影が出始めて
ゆっくりと太陽の前を横切っていきます。
月と違って大きな影では無いですが、ちょっと気になる所です。
さて、そんな天体の秘密を自分の手で解き明かせるクラフトキットが
こちらです!「ソーラープラネタリウム」(1,260円)。
自分で太陽と太陽系の8つの惑星のプラモデルを作るキットです。
接着剤を使わずに作ることが出来て、
紙やすり、絵具、筆そして蓄光の絵具もついているので
この一箱できちんと完成できるようになっています。
ちょうどこの太陽と地球の間を金星が通過します。
ぜひチャレンジしてみてくださいね!
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