今年も、数学とアートを結ぶ国際会議、ブリッジズに参加しました。今年はアメリカのボルティモア郊外にあるタウソンユニバーシティを会場に、
第15回ブリッジズが7月25日から29日までの5日間にわたって開催されました。
会期中、巨大ゾムツールが製作され、高さ8メートルもある建造物が出来上がりました。
今年のモデルは、スティーブ・ロジャーズ作の「スティーブズハイパー」。
通常のノードは直径約1.5cmなのに、このキットは何と直径が約10cm!
ステンレススティール製の美しいモデルです。
このキットの制作者ポール・ヒルデブラント氏と、ゾムツールで作ったスティーブスハイパーの模型。
このキットは、1998年にポールとマーク・ペレティエが作り
展示したのちはお蔵入りになっていたものだそうで、久しぶりに組み立てたが
美しさは変わらず、きれいな幾何学形のパターンとなっていました。
このスティーブズハイパーは、残念ながら会期終了とともに解体され
丁寧に木箱に納められ、故郷デンバーに帰りました。
ブリッジズの公式サイトはこちら。