ゾムツールは、アメリカで生まれ、今でもアメリカで作られています。その生産地、
デンバーにやってきました。上の写真は、紙飛行機のオブジェが天井にたくさん
つるしてある、近代的なデンバー国際空港です。
折りしも今日はアメリカの大統領選のさなか、オバマ大統領と対抗馬のロムニー氏が全米のテレビを通じて論戦をしにデンバーに来ているという事で、空港周辺からダウンタウンに行く幹線道路が閉鎖されていました。
やっとたどり着いたデンバーアートミュージアムでは、クリス・パルマー氏のデザインによる
ゾムツールの壁の展示を見ることができました。
作品のそばでは、子どもたちがサンプルのゾムツールで遊んでいました。
広々とした素晴らしいミュージアムショップの中でも、ゾムツールは大変人気だそうです。
ゾムツール社の会長、カルロス・ニューマン氏とミュージアムショップの責任者グレッグさんが、
ワークショップの打ち合わせをしていました。
このデンバーアートミュージアムは、1893年に前身の市民ライブラリーから創立されたという全米でも古い歴史を誇る美術館です。建物がいくつかに分かれていますが、全部で35万平方フィート
という広さで、このフレデリック C.ハミルトン棟は、ダニエル・リーベスキントの設計によって2006年に完成された大変風変わりな建物です。中には、展示スペースの他に、広いミュージアムショップやカフェ、アート・スタジオなどがあり、絵画教室なども行われて市民に利用されています。