三浦公亮先生の歓迎のあいさつに次いで、
グレゴリー・エップスさんによる、
「インダストリアル・ロボティック・オリガミ」という
画期的なレクチャーで始まった。
折り紙の考え方、アイデァが、工業デザイン
や
家具、インスタレーションやアートに、素材を問わず応用されている現状が興味深く紹介され、
グレゴリーさんの、「その素材の持つ自然の素性にそった曲面が表現されたとき、曲面の折りの
美が生まれる」、という持論が興味深かった。グレゴリーさんは大型の多面体を紙で作ろうとして、
切り込み箇所を間違えたとき、たまたま美しいアールが表現されていることを発見したのだそうだ。
弥生会館アネックスで行われている展示にも、今日は大勢の方が訪れてくださった。
ゾムツールの展示には、またひとつ立体が加わり、星形の模型が全部で7つ揃って展示されている。宮崎興二先生のディレクションによる、石井源久さんの制作による作品。展示は、明日12日は午後4時まで、13日は、1時まで。ぜひお越しください。