10月20日(日)13時~15時
静岡科学館る・く・るの8階創作ルームにて、放散虫をテーマにした
科学茶房が開催されました.
新潟大学で長年放散虫の研究をしておられる松岡篤先生と産総研の伊藤剛さんの
アシストによるお話は、各テーブルに用意された光学顕微鏡と実体顕微鏡を使って
放散虫のサンプルを覗きながら放散虫に関するお話を伺い、「放散虫って何?」
という素朴な疑問から、「雌雄の区別があるんですか?」「寿命はどのくらい?」
など、不思議なプランクトンに関するいろいろな質問にお答えいただく楽しい有意義な
時間となりました.
3Dプリンタで作成した放散虫の模型をトランプになった放散虫の画像と見比べたり、
先生の持参された試料を顕微鏡で見比べたり、参加者の皆様も積極的に放散虫の世界に
触れていました.小・中学生から大人の方まで約25名の方が参加され、放散虫に関心の
ある年齢層の厚さに驚きました.
美しい骨格を持つ不思議ないきもの、放散虫.まだまだ謎が多そうですが、この不思議な
形への興味は尽きそうにありません.
松岡先生、伊藤さん、る・く・るのスタッフの皆様、ありがとうございました!