『五角形と五芒星』という本がパウロ・パトラシュクさんによって翻訳され、
丸善出版から発売されました。
五角形は、自然界にも5枚の花弁が多かったり、色々な場所で注目され、
以前から気になる形でした。この本は、その五角形を歴史的かつ数学的に解明してくれます。
著者のイーリー・オマールさんはイスラエルの数学者。
イラストを描いたのは、長年多面体を研究してきたスイスの画家、オイゲン・オスト氏。
翻訳者は、ルーマニア出身のパウロ・パトラシュク氏という国際協力的出版物です。
数学的に難しいところは飛ばしたとしても、大変興味深い内容で、
最後のほうではゾムツールのことにも言及されています。また、
トム・デイヴィス氏による『ゾムの数学』という論文にもリンクが
貼られています。
170ページ 5,940円と高価な本ですが、五角形に関する知識を整理し、
その歴史を紐解ける貴重な本。古代から友愛の象徴として知られ、
紀元前6世紀のピタゴラス教団では幸運や幸せを象徴する魅惑的な形と
されてきたという五角形について、是非ご一読ください。
ジャパン・ゾムクラブのサイトでは、会員様向けにまもなく
この本のご案内を特別価格でさせていただく予定です。
ゾムクラブはいつでも無料で入会できます。