おかざき世界子ども美術博物館 JOINT展・展示を終了しました。
延べご来場人数40,500人と大盛況でした。

ご来場いただきまして、ありがとうございました!

ゾムツールの展示・ワークショップの様子を、どうぞご覧くださいませ。


おかざき世界子ども美術博物館
期間 2005年10月1日(土)〜11月27日(日)
時間 9:00 am 〜 5:00 pm  (入館 4:30まで)
休館日 月曜・祝日の翌日
場所 〒444-0005
愛知県岡崎市岡町字鳥居戸1−1
TEL 0564-53-3511
FAX 0564-53-3642
出展 ・ゾムツール(アメリカ)
・組木細工(日本)
・ネフ(スイス)
・ブリオ(スウェーデン)
・マグタッチ(ドイツ)
・ラキュー(日本)
・ケルナースティック(ドイツ)
ジョイントすることで、いろいろに変身していくオモチャ達。
組合わせ、つなげていくことで、新たなモノが生み出されます。
遊びながら創造力を膨らませ、無限な可能性を感じるオモチャに出会って下さい。
ゾムツール
ワークショップ
講師:ポール・ヒルデブラント(米ゾムツール社) 前畑謙次(イメージミッション木鏡社会長)
日時:11月6日(日) 14:30 〜 15:30

幾何学の不思議を体験して下さい。当日は、ゾムツールの物販もあります。
※当日は多くの方にご参加戴きましてありがとうございました。その様子をアップしました。
イベント
ゾムツール
の不思議
日時:11月6日(日) 12:30 〜 13:30
「光と影で新たな形を見てみよう!」
ホームページ http://www.city.okazaki.aichi.jp/museum/ka141.htm


JOINT

未来をつなぐ世界のオモチャ展
美術博物館に展示されたゾム
ツールの作品をご覧ください
ゾムツール作品の展示 高次元多胞体の三次元への投影
ナノチューブ、DNA、二重螺旋、
菱形12面体のある塔、他
1/8球体モデルを、鏡の
展示台で見事に再現!
三重塔、ヘリコプター、炭素60、
正六面体、四次元立方体
の三次元への投影、他

高次元多胞体について  
  目に見える現実世界はなんらかの“形”をまとっています。“形”はほとんどの科学者にとって共通の関心事です。
  いろいろな形でみたされていると考えられる、われわれの住む地球をとりまく空間は、前後・左右・上下の直角に交わる
三方向の広がりりをもった三次元空間になっています。
  仮に直角にまじわる4方向や5方向の広がりを持っていると考える場合の4次元空間以上の高次元の広がりをもった空間とはどんな空間でしょうか?
  この古くて新しい問題は、古来より科学者の関心事でもありました。プラトン、カントに始まり、メビウス、シュレーリフ、アインシュタイン、そしてカナダトロント大学の偉大なジオメター、故H.S.M.コクセターたちは、この問題を考えてきました。
  一方、日本で次元という言葉が定着し始めたのは、一説によると、大正時代後半からだそうです。日本では、“形”を自然科学の立場から研究する、“形の科学会”という学会もあります。また、“形の文化会”や、“高次元科学会”もあります。
  図学の世界では、4次元以上の多面体を多胞体(たほうたい)と呼んでいます。
  ゾムツールで作成されたこの多面体は、高次元多胞体の一種です。
多胞体の研究が進むにつれて、理論的に構築されたと考えていた多次元の形が、自然界に存在していたこともわかってきました。この場合は、3次元空間に投影された、多次元多胞体の形と考えます。この模型もそのひとつです。

ゾムツールで、簡単な形から高度に複雑な多胞体まで、模型作りに挑戦してみましょう。

                     参照   京都大学名誉教授 宮崎興二著 『高次元図形サイエンス』京都大学出版会刊