天体物理学者のジョン・C・マザー氏。
“Science, Art, Beauty, the Meaning of Life, and the James Webb Telescope”
というタイトルで、専門の天体望遠鏡や宇宙について話した。
午後からは様々な発表が行われる中、ゾムツール社のポール・ヒルデブラント氏が、
”Domes, Zomes, and Drop City” という発表を行い、
高精度の構成キットとして数多くの数学者にも愛されているゾムツールの誕生にも触れた。
「ゾムツール」という名前の由来は、
もともとドームとゾーン多面体からきているので、
宮崎興二先生はかねてから、『ゾームツール』と呼ぶのがふさわしいとおっしゃっておられる。
会場では、展示のほかに、様々な幾何学モデルや構成キットが展示、販売されている。
日本からも幾何学模様の寄せ木細工小物を持って行って、大変好評だった。
台湾からMITに留学している学生(左)がビーズで作った分子モデルを見るポール・ヒルデブラント氏(右)。
彼は台湾ではゾムツールを使って色々な形を作っていたゾムツール・ファンで、ポール氏に会って感激の面持ちだった。